2007.11.27

THREE BALL ROUTINE

とりあえず色々と購入した中で一番はじめに観たDVDがWorld's Greatest Magicシリーズの「THREE BALL ROUTINE」です。まさかこのシリーズで3ボールトリックが出るとは夢にも思っていなかったので、ちょっとびっくりしました。大好きなマジックですが、演じている人がそんなにいないような気がしているので、どういう人選になるのかなぁと思っていました。結局はJohy Thompson師とDavid Roth師以外は観たことなかったので、それなりに楽しめました。観たいと思った手順は結構買っているからなぁと思いながら。

現象については、ほぼ同じなので割愛します。フレンチドロップの解説がシンプルで判りやすいかと思います。基本的にはボールが手から手へと飛び移ったり、ツー・イン・ザ・ハンド・ワン・イン・ザ・ポケットだったり、最後に大きなボールが出てきたり、全部のボールが消えてしまったり。同じマジックを集めたのだからこうなってしまうのは仕方ない。また、座ってやる手順だったり、立ったまま出来る手順だったりと両方の手順が解説されています。そんなに変わりませんが、私の場合は座っていても、立っていてもどちらでも出来る手順を組んでいます。テーブルは必要になりますが…。

以下は特筆すべき現象部分だけを記述。

・Johnny Thompson - Balls & Net(from Commercial Classics of Magic Vol.1)…テーブルの代わりに薄いハンカチを使用して、両端を観客に持たせての演技です。(4/5)このスタイルで演じるのは、ある種憧れるスタイルです。観客とより近くなるために、色々と絡みやすくなるので良いのですが、何となく自分には合わないような気がしてるし、何より近くなることのデメリットの方が大きいわけで、まだまだです。

Three Ball Transposition – Fernando Keops(from Pure Magic Vol.3)…シャンパングラスと硬めのボールを使用しています。最後にはボールが大きくなってしまいます。(3/5)シャンパングラスを使用することで、小気味よい音がなかなか洒落たアクセントになっています。この人は外見から怪しさが爆発しているので、もう少しどうにかならないかなぁと、マジック以外のところがやたらと目についてしまいます。クライマックスのロード部分が非常に易しい方法なので、これは参考にします。

・The Three Ball Routine – Gary Ouellet(from The Very Best of Vol.2)…3ボールトリックとテーブル貫通が融合したような手順です。(4/5)映像とか手付きとかが若干古くさく感じますが、テーブルを貫通する現象と組み合わせたのは意外と良いかもしれません。何故か一番新鮮に見えました。ちょっと研究してみたいところ。

・Asteroids – Flip(from FLIP-PICAL Vol.6)…小さな銀のボールが3つに増え、それがちょっと大きくなり、更に大きなボールになってしまいます。(2/5)アルミホイルでボールを作っての演技です。うーん、これはこのシリーズに入れるべきなのだろうかと思ってしまいました。かなり印象が異なります。しかしながらFlip師はこのDVDシリーズへの出演率が高いなぁ。それだけ色々なジャンルをやっているからですかね。

・3 Ball Trick – Johnny Thompson(from Commercial Classics of Magic Vol.3)…王道な感じの3ボールトリックです。(4/5)何が王道なのかは判りませんが、非常にオーソドックスな手順に思いました。奇をてらわずにこういった感じで演じれば良いのは判っているのですが、私はどうしても変なことをやりたくなってしまうのです。

・The Balls In The Net – Dai Vernon(from Reverations Vol.3 & 4)…実際の演技はSteve Freeman師が演じているのをDai Vernon師が解説や補足をしています。(?/5)個人的にはHPCと3ボールトリックの組み合わせはないなと感じているので、やはりこれもどうかなぁと思ってしまいました。あの一瞬が妙に目に付くのです。観客にはどう見えているのかは、既に曇ってしまった目では何とも言えませんし、練習もしていないので、どう見えますか?とも聞けないし…。

・The Fabulous Three Ball Routine – David Roth(from Stars of Magic Vol.9)…以前書いた文章を読んで下さい。(4/5)とまぁ過去の文章にリンクを張ったのですが、なかなかに恥ずかしいことを書いているなぁと再認識。3ボールトリックについては、結構考えも変わりやすいかもしれません。

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2007.07.21

Coins Across

久しぶりに購入したWorld's Greatest Magicシリーズの「Coins Across」です。結構前に出ていたのですが、なかなか購入する機会が無かったので、ここまで延ばし延ばしになっていました。様々な人の同じマジックが収録されているのですが、コインズアクロスに関しては、途中でかなりお腹いっぱいになってしまいました。さすがに何度も何度も観ていると、もういいやって気になってきます。ちょっと観るのが辛かったのは、個人的に今はそんなに興味が無いのからかもしれません。もうちょっと違った時期に観たら、感想も変わっているかも。また、立て続けに最初の3人のDVDは持っているので、目新しさがなかったのが原因かもしれません。

と言うか、現象書くのが馬鹿らしいくらいに、ほとんど一緒です。まぁテーマに沿ったマジックを集めて収録したから当然なんですが、どれもこれも同じに見えてくる…。使っている技術や、受ける印象は違ったものになるのですが、やっぱり同じに見えてくる。久しぶりにレビュー書いてて、きつかった。もう少し毛色の違ったマジックがあったら、少しは楽しめたのかもしれません。

・Johnny Thompson - Winged Silver(from Commercial Classics of Magic Vol.1)…銀貨1枚と銅貨3枚を使用します。銀貨を左手に握り、銅貨を3枚右手に握ります。おまじないをかけると、銅貨が1枚ずつ、銀貨のある右手に移っていきます。(3/5)やっぱりこういった手順は力強さを感じます。きちんとこういった手順も出来るようになりたいけど、なかなか難しい。

・Michael Ammar - Incredible Coins Across(from Easy to Master Money Miracles Vol.1)…3枚の銀貨を使用します。観客に両手でお椀の形を作ってもらいます。マジシャンの手から、観客の手の上に1枚ずつ落ちていきます。最後の1枚は、突然空中から現れます(3/5)最後の1枚が見所です。初めて見た時はびっくりします。

・Al Schneider - Coins Across(from Al Schneider Technique Vol.2)…3枚の銀貨と1枚のチャイニーズコインを使用します。左手の中に1枚ずつ銀貨を入れていきます。右手にチャイニーズコインを握ります。おまじないをかけると1枚ずつ銀貨が右手に移っていきます。(4/5)物凄く綺麗に見えるポップアップムーブが印象的です。演技の手順だけではなく、他にも様々な方法を解説しています。

・Jay Sankey - Mr. Clean Coins Across(from The Very Best of Jay Sanky Vol.3)…3枚の銀貨を使用します。左手に3枚握り、右手の掌には何も無いことをはっきりと見せてから、右手を握ります。おまじないをかけると、銀貨が1枚右手に移ってきます。常に右手の掌をはっきりと見せてから、1枚ずつ銀貨が移ってきます。(3/5)かなり難しい感じです。出来ないことも無いのですが、角度とか色々と気を付けることが多そうなので、難しい。

・Paul Diamond - The Flying Eagles(from Lessons in Magic Vol.5)…銀貨3枚と銅貨3枚を使用します。左手に銀貨3枚、右手に銅貨3枚をそれぞれ握ります。おまじないをかけると、右手の銅貨が1枚、左手の中に移ります。全ての銅貨が右手の銀貨の所に集まります。(3/5)結構面白いと思うのですが、銀貨3枚を使用する意味があまりないような気がします。

・Fernando Keops - Coins Across(from Pure Magic Vol.3)…4枚の銅貨を使用します。左手の中に1枚ずつ銅貨を入れていきます。両手を口元に持ってきて、息を吹きかけると、1枚の銅貨が右手に移ります。両手を口元に持ってきて息を吹きかけるとまた1枚移ります。全ての銅貨を右手に移した後に、もう一度行います。3枚目までは一緒です。最後の1枚を左手に移すと見せかけて、右手の3枚が左手に移ります。(2/5)途中、全く右手を開けることをしないのが、妙に不自然な感じがしました。

・Michael Skinner - Flying Eagles(from Professional Close-up Magic Vol.3)…6枚のクォーターを使用します。左手に3枚、右手に3枚をそれぞれ握ります。おまじないをかけると右手から、左手に1枚ずつ移っていきます。今度は2枚と2枚で行います。この時も同様に1枚ずつ左手に移っていきます。最後に銅貨を1枚取り出してきます。銅貨とクォーター3枚を右手に、残りのクォーター3枚を左手に握ります。おまじないをかけると、左手のクォーター3枚が右手に移っています。(3/5)師のコインのディスプレイ方法が結構好き。これよりもFour Copper&Silver Acrossの方を収録すれば良かったのにと思っているのは私だけでしょうか。

・Alexander De Cova - Chinese Money Myster(from Treasures Vol.1)…8枚の銀貨を使用します。右側に4枚、左側に4枚の銀貨を1列に並べます。マジシャンから見て、手前側からコインを真ん中でチャリンとぶつけながら、右手と左手にそれぞれ握っていきます。4枚ずつ握って、手を交差させると、一方の手に8枚の銀貨が集まります。(3/5)何だかこの手のタイプのコインズアクロスはちょっと苦手です。見るのも演じるのも。あんまり不思議に見えないのですが、どうなんでしょう。

・Michael Close - Too Ahead(from Ultimate Workers Vol.3)…6枚の銅貨を使用します。右手に3枚、左手に3枚をそれぞれ握ります。おまじないをかけると、1枚ずつ左手に移っていきます。次に1枚減らして、5枚の銅貨で行います。右手に3枚、左手に2枚を握りますが、一瞬で右手に5枚集まります。更に1枚減らして、4枚の銅貨で、立ったままコインズスルーザテーブルを行います。(4/5)最後のコインズスルーザテーブルが結構良かったりして。これだけは解説をじっくりと観てしまいました。

・Ross Bertram - Passing the Buck(from Legendary Magic)…銀貨を4枚使用します。左手に1枚ずつ銀貨を乗せていきます。おまじないをかけると1枚ずつ銀貨が右手に移っていきます。(2/5)仕方ないのかもしれませんが、映像が随分と古くさいです。かなり角度にも弱そうな感じです。

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2006.11.12

RING ON ROPE

性懲りも無くまだまだ買い続けているWorld's Greatest Magicシリーズの「RING ON ROPE」です。今回は収録されている内容の半分くらいは既に観た事があるのですが、観ていないのもあるし、安いからいいかと思って購入してみました。基本的に好きなジャンルだとすぐに購入にもためらいがないのですが、興味が無いものや持っていないギミックのDVDはなかなか購入までに至らず…。シリーズ全巻制覇までの道のりはかなり険しいようです。

今回のDVDはレビューするのが非常に難しく、放置しようかとも思いましたが、せっかくなので書いてみます。難しいというのは現象がほとんど同じなので、これを事細かく書くのは非常に骨。とりあえずある程度の印象などを捉えながら書いていくことにします。まぁこのシリーズ全般に同じ現象の寄せ集めなので仕方無しなところでもあるのですが、リングとロープの場合は書きようがないですね。以前書いた記事がある場合は、コピーしています。ご了承ください。決して手抜きでは…ありません。

・Aldo Colombini - Ringing Around Too(from Essential Aldo Colombini Vol.1)…リングとロープのルーティンです。ロープの結び目に次々とリングが飛び込みます。(4/5)これは面白かったです。こういうのが出来ると、サロン的な場でも使えそうです。

・Daryl - Bracelet and Rope Routine(from Fooler Doolers Vol.3)…少し小さめのリングとかなり長めのロープを使用しています。リングがロープに飛び込んだり、リングがロープから抜け出たりします。(5/5)これは手順の組み方がとても好みです。演じる方も様々な要素があるので楽しいです。

・Eric Decamps - Ring and String Routine(from Stars of Magic Vol.6)…リング(指輪ではありません)とロープの手順です。(3/5)少しだけクラシカルな感じの手順です。ロープにリングが通ったり、外れたりします。観客が異様に盛り上がっているのが印象的でした。

・Flip - Ring on Rope Routine(from Truely Magical Rope Magic)…様々な方法を使用してのリングとロープの手順です。最後には自分の手をロープに結び、そこにリングを通しています。(4/5)一部強引な感じがしてしまう部分もあるのですが、所々にあれっ?と思うところがあったりする手順です。意外とこれは好きかも。

・Mark Leveridge - The Ring Competition(from Master Routine Series)…リングとロープのルーティンです。ロープがリングに入ってしまう手順を3種類演じています。(5/5)二つ目のリングへのロープの入り方は、かなりインパクトありました。普通の方法で行っているのですが、見せ方が素敵です。

・Frank Balzerak - The Puzzle(from Magic for Humans)…前半はリングとロープの手順ですが、後半にはロープマジックも行っています。(3/5)ほとんどロープマジックのような気もしますが、輪っかにしたロープからリングが抜けるのは良いかな。

・Aldo Colombini - Ring on Rope(from Classics of magic)…途中まではRinging Around Tooと一緒ですが、途中から使用するリングが2本になります。(4/5)リングが2本になるのが面白いです。2本のリングを使用するのは一手順ですが、2本使うことによって、なんだか色々考えられそうです。

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2006.09.17

Matrix/Coin Assemblies

World Greatest MagicシリーズのDVDです。今回鑑賞したのは、コインマトリックス/コインアセンブリーの集めたDVDです。マトリックスとアセンブリーなんですが、定義の違いはあるのですが、結局同じ様に見えてしまうので、なんとか名称の統一が図れないのでしょうか。まぁどっちでも通用するとは思いますが、拘る人もいるみたいなので、やめときましょう。

現象については、ほとんど同じなので、ここにまとめて書いておきます。テーブルの4隅にコインを1枚ずつ置いておきます。そのコインを何かでカバーし、おまじないをかけるとコインが1枚ずつ一箇所に集まってしまうというものです。カバーするのは、手だったり、トランプだったりします。今回はほとんど同じ現象なので、コインマトリックスのやってみたい度は4ということで、個別には書きません。というか演者によって面白さが左右されるので、表現方法については、真似できないからです。

このマジックは、そんなに好きではないので、ほとんどやる機会はありませんが、やっぱり良いものだと再認識しました。ちょっとずつ練習して、やってみようかな。きわめて普通のですが。本家が一番好きかな。

・Al Schneider - Matrix(from The AL SCHNEIDER Technique Vol.2)…コイン4枚とトランプ4枚を使う、本家本元のマトリックスです。コインが一箇所に集まります。(感想)さすがに本家がやると面白いですね。自然な動きで行われているので、ここまで出来るようになれば、やってみたいと思いました。

・Bill Malone - Matrix Presentation(from On the Loose Vol.2)…コイン4枚とトランプ4枚を使うマトリックスです。(感想)師がこういうマジックをやることに驚きです。しかもとても面白いし。かなりのスピード感があります。

・J.C.Wagner - Poor Man's Matrix(from Commercial Magic)…アメリカンペニー4枚とトランプ4枚を使用しています。4枚のコインが集まった後、大きなコインが現れます。そしてさらに…。(感想)現象が小さく見えるなぁと思っていたら、ちゃんと小さいことを生かしたクライマックスになっていました。

・Harry Allen - Matrix(from Comedy Bits and Magic Routines Vol.1)…4枚のコインと4枚のトランプを使用します。最後にクライマックスがあります。(感想)最後のクライマックス以外は普通のコインマトリックスでした。

・Aldo Colombini - Matrix / Chink-a-Chink(from Classics of Magic)…4枚のコインと4枚のトランプを使用します。最後はリバースマトリックスとなっています。(感想)これにはかなり騙されてしまいました。とあるギミックを使用しているのですが、結構使えるなと実感しました。眠っているのでちょっと引っ張り出してこようかと思ったほどです。

・Michael Ammar - Michael's Matrix(from Easy to Master Money Miracles Vol.2)…4枚のコインと2枚のトランプを使用します。カバーされないコインは、握って消していきます。(感想)非常にゆったりとした感じで行われています。4枚目がなかなか移動しなくて、やきもきしてしまうところが面白かったです。

・Johnny Thompson - Coin Assembly…4枚のクォーターと2枚のトランプを使用します。さらにテーブルの上にハンカチを敷いた状態で、ハンカチの下を通って行くという表現をしています。(感想)非常にあっさりとしていて、結構好き。ハンカチの使用も効果的です。

・Dan Fleshman - Matrix(from The Restaurant Magic of Dan Fleshman Vol.3)…4枚のコインと4枚のトランプを使用します。一度目は普通のコインマトリックスですが、二度目がリバースマトリックスになっています。さらに三度目は、1枚のカードで2枚目の移動まではギャグですが、リバースマトリックスをやっています。(感想)一度にこんなにやるのはどうかと思いますが、予備知識を与えることによって、意外性を高めている感じがします。

・Dan Harlan - Horror Matrix(from Premium Blend Vol.6)…4枚のコインと4枚のトランプ、そしてペンを使ってのコインマトリックスです。(感想)なんだかごちゃごちゃしている印象でした。ストーリー仕立てになっているのですが、私の英語力では理解できませんでした。

・Derek Dingle - Bertram Coin Assembly(from Stars of Magic)…4枚のクォーターと2枚のトランプを使用しています。最後には、微妙なクライマックスがあります。(感想)なんだか動きが早くなる瞬間が非常に気になりました。最後もかなり微妙です。

・Ross Bertram - Coin Assembly(from Legendary magic Vol.1)…4枚のクォーターと2枚のトランプを使用します。(感想)2枚目の移動が結構難しそうです。しかもかなり大変なことをしているし。

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2006.07.17

Professional Rope Routines(後半)

Professional Rope Routinesの後半部分の紹介です。後半もやっぱり似たような現象が続きますが、これだけ似ていると、マジシャンの個性が際立って見えて面白いです。個人的には、これらの現象の中から面白く感じる部分をチョイスして、色々組み合わせてもみたいところです。

JEFF SHERIDAN - Swan Lake Rope(from Genius at Work Vol.1)…長い一本のロープを取り出します。ロープを結んで輪っかにします。指で鋏の形を作りロープを切る真似をすると、ロープが切れてしまいます。結び目を解くと、ロープは長さの違う2本になりますが、徐々に同じくらいの長さの2本になってしまいます。また2本を結んで、おまじないをかけると、結び目が消え、元の長さのロープに戻ります。鋏を取り出してきます。ロープで輪っかを作り、鋏を輪っかに向かって投げ込むと、ロープに飛び込みます。観客に鋏を渡し、真ん中を切ってもらいますが、長さが違うので、もう一度やってもらいますが、また長さが違います。長さの違うロープを結び、観客に結び目に息を吹きかけてもらうと、結び目が移動して、ロープから外れます。(3/5)サイレントでの演技なので、自分には向いていないかなぁと。しかしながら、中に面白い現象が鏤められているので、局所的には覚えてみたい部分もありました。

TED LESLEY - Comedy Rope Trick(from Cabaret Magic)…長い一本のロープを取り出します。だいたい同じ長さの3本のロープに切断してしまいます。確認してみると、短いのと中くらいのと長い3本のロープになってしまいます。観客に息を吹きかけてもらうと、また同じ長さの3本のロープになってしまいます。そのうちの一本を観客席に放ってしまいます。残った2本のロープを結び、結んで余った部分を切り落とします。そのロープを左手にぐるぐる巻きにして、観客に一端を持ってもらい、伸ばしていくと、長いロープになります。最後にロープに結び目を作り、軽くなでると、結び目が取れてしまいます。(4/5)これはコンセプトがはっきりしていて、無理のない手順なので、結構好きです。観客の目の前で準備してしまうのが、なかなか素敵。これくらいシンプルな感じの方が良いのかもしれません。

FLIP - O-pener(from The Very Best of Flip Vol.3)…一部が輪っかになっているロープを取り出します。輪っかを一度解きます。そしてもう一度ロープを軽く結んで輪っかを作ります。おまじないをかけると、輪っかがロープから取れてしまいます。さらにその輪っかがロープに飛び込んでしまいます。最後に輪っかが元のロープに溶けるようにして、戻ってしまいます。(2/5)なんだか怪しさ満点です。はっきりと輪っかが見せられるのは良いのですが、その分犠牲になっているものがあるような気がします。普通にリングを使ったやり方の方が好きです。

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2006.07.16

Professional Rope Routines(前半)

あるテーマに絞ってL&Lから発売されているビデオ・DVDから集められたWORLD'S GREATEST MAGICシリーズです。今回購入したのは、Professional Rope Routinesです。基本的には、ロープマジックはやっていないのですが、最近は道具として、ロープも使用していることもあるので、興味を持った次第。扱いが難しいし、結構複雑なので、今までは手を出していませんでしたが、一つくらいは出来たら良いなと思い、購入してみました。

このDVDの全体的な印象は、基本的にどれもこれも現象は似ているなぁと。収録されているマジックにはあんまりバリエーションがないように思えました。しかし、さすがに普段やらないジャンルなので楽しめました。個人的に切ったり、破ったりというのは嫌いなので、ロープをカットしてしまうことに抵抗があるのですが、消耗品として割り切って使おうと。ちょっと頑張って一つくらいは覚えてみようかと思いました。

現象を書いていくと、結構な文章量になってしまったので、前半と後半に分けます。これは個人的な都合です。ロープマジックに馴染んでいないので、一言で表すことが非常に難しいので、ご了承ください。括弧の中の数字は5点満点での、個人的にやってみたい度です。おおよそ5は練習して、レパートリーに入る候補、4~3は余裕があれば練習していきます。2以下はおそらく練習すらしないでしょう。

MICHAEL FINNEY - Lady Rope Routine(from Live in Lake Taho Vol.2)…一本の長いロープを取り出します。観客に真ん中辺りを切ってもらいますが、長さが違います。長さを揃えるために、もう一度切ってもらいますが、ロープは長い一本のロープに戻ってしまいます。もう一度切ってもらい、今度はロープの両端を結び、輪っかにして、観客に切ってもらいます。さらに後2つ結び目を作ります。ロープを引っ張ると結び目が2つ飛んで外れます。最後の結び目は動いて外れます。(4/5)この手順は無理もなく、個人的には結構好きな手順です。最後まで前に出てきた観客を飽きさせないように構成されているように思えます。

DAN HARLAN - Cut and Restored Rope(from Pack Small Play Big All Purpose Show)…一本の長いロープを取り出し、真ん中を切りますが、一瞬にしてロープは元の長さに戻ってしまいます。そして、ロープの端っこ切り落とすと言って、端を切ると、ロープが輪っかになってしまいます。指を鋏の形にして、輪っかを切る真似をすると輪っかが切れて元のロープに戻ります。もう一度半分に切りますが、長さが違います。おまじないをかけると同じ長さになります。そのロープがまた元の一本のロープに戻ります。(2/5)同じ現象が何度も続くので、観ていてちょっと疲れました。この手順は微妙です。

ALDO COLOMBINI - Tight Rope(from Lasting Impressions Vol.2)…一本の長いロープを取り出します。しかしロープの端っこが4本あります。2本のロープであったようですが、一瞬にして元の長いロープに戻ります。鋏を取り出しますが、刃が無いので切れません。そこで指で鋏の形を作り、指の鋏でロープを切って2本にします。がまた元の長い一本のロープに戻ります。観客に端っこを持ってもらうと、ロープの端が取れ、マジシャンの手元には輪っかが残ります。その輪っかが2つになり、リンクします。先ほどの端っこを返してもらうと、元のロープに戻ります。ロープの端っこをポケットに入れます。真ん中を手に持っていますが、おまじないをかけると、手に端っこが現れ、ポケットの中から真ん中が出てきます。さらにシルクを取り出し、ロープに結びますが、一瞬にしてロープから飛び出します。(5/5)鋏を使わない手順で、切ったりしないので、個人的にはこれはかなり練習したくなりました。結構長い手順なのですが、無理もなく構成されているので、これは好き。

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2006.04.09

Linking Rings

あるテーマに絞ってL&Lから発売されているビデオ・DVDから集められたWORLD'S GREATEST MAGICシリーズです。今回購入したのは、Linking Ringsです。他にも観たいのが色々と出ているのですが、まずはこれを購入。このシリーズは地味に集めていきたいと思っています。また全部購入する必要もないかなぁとも思っていたり。興味があるのだけ入手する可能性が非常に高いです。

このマジック自体有名過ぎるほど有名なので、既に解説も必要ないような気がしていますから、レクチャー物のDVDでは観ることがあまり無いような感じがします。逆に言えばこういう映像はかなり貴重かもしれません。内容は6人のマジシャンが、それぞれLinking Ringsの手順を披露しています。ステージ・サロン向けの大きなリングを使用しているのが多いです。ポケットリングの手順もわずかながら入っています。さらにこのDVDには、Dai Vernon師の映像も入っています。

・Jeff Mcbride - 6 Ring Commando Routine(from Magic on Stage Volume One)…演技の始めは3本のリングでの演技です。観客との絡みもあります。その後、3本のリングを使用して、計6本のリングを使用しての演技となります。(2/5)かなりステージっぽい印象の演技でした。口にくわえるのはどうかと。ボーナスとして収録されている繋ぎ方はなかなか面白かったです。

・Aldo Colombini - Three Ring Routine(from Classics of Magic)…3本のリングと1本の輪っかになったロープを使用します。(5/5)たった1本のロープがこのマジックの不思議さを増大しています。異質な物が入り込むことで、そこにミスディレクションが強烈にかかっているかのようです。

・Dan Harlan - 8 Ring Ringmaster Routine(from Pack Small Play Big All Purpose Show)…観客2人とのやり取りがあります。最終的に8本のリングが繋がってしまいます。(2/5)個人的になんとなく観客とのやり取りの部分が好きではありません。

・Al Schneider - 5 Ring Routine(from The AL SCHNEIDER Technique Vol.4)…クロースアップなのですが、大き目の5本のリングを使用しての演技です。(4/5)師の素敵な間の取り方が良いです。怖い顔してとぼけた演技が素敵です。

・Dan Fleshman - Close-Up Linking Rings(from The Restaurant Magic of Dan Fleshman Vol.3)…ポケットリングでの4本のリングの演技です。非常にテンポが良く、演技もスピーディです。(3/5)唯一のポケットリングでの演技ですが、かなりテクニカルな感じがしました。

・Dai Vernon - Classic Linking Ring Routine(from Revelations Volume Five/Six)…6本のリングを使用する、観客とのやり取りがある手順です。座っての演技です。(4/5)観客とのやり取りの楽しい感じが伝わってきます。この歳で飄々とした感じで演技するのが素敵です。

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2006.03.03

FINGER RING MAGIC

L&Lから発売されているビデオ・DVDから、あるテーマに絞って様々なソースから集められたWORLD'S GREATEST MAGICシリーズが発売されました。今後もどんどんシリーズ化されていくみたいなので、興味のある巻だけ買ってみると、かなり楽しめると思います。とりあえず全部集めてみると、マジックがテーマに沿って大全化されて、気になったマジックなどが探しやすくなるかもしれません。たとえ今は興味なくても、今後のために全部を購入してみようかなぁと考えていますが、かなりの数が出るようです。地道に集めていこうかなと。シガースルーだけはいらないかなぁ。でも揃ってないと気持ち悪いよなぁ…。

今回はFINGER RING MAGICを購入してみました。どれも借りた指輪でできるマジックです。扱う素材が同じなので現象的に似通ったものが多くなってしまうのが少し残念なところ。基本的に指輪なので、何かに通したり外したりくらいしかないのかなぁと。内容としては、演技の後に解説があります。また今回の記事中では、演技と解説で一区切りとしました。かなりの数の指輪のマジックが収録されています。あまり指輪を使ったマジック自体を知らなかったので、相当楽しめました。また、この中に収録されている演技を観て、興味を持ったマジシャンがまた増えてしまいました。企業の狙い通りになっている自分がいます。

下記に現象をつらつらと書きますが、括弧の中の数字は個人的にやってみたい度。5点満点です。惚れに惚れた手順にはたまに6点が付いたりもします。決して難易度ではありません。また点数が低いからと言って、マジックが優れていないとかではなく、個人的にはあまり好みではないだけです。判りにくい現象の場合や、準備がめんどくさい場合などは低くなる傾向になります。また、現象については若干端折ってる部分があります。どこまで現象を書くか、毎度悩みます。そして、点数の後に簡単な感想を書いています。

DARYL - Ring, Rope, Wand(from FOOLER DOOLER'S Vol.2)…ロープとウォンドと指輪を使用します。指輪をロープに通し、左手の中に握ります。ウォンドを右手で持ち、二人の観客にロープの端を握ってもらいます。さらにウォンドの両端も握ってもらいます。マジシャンがロープとウォンドを揉むと、指輪はウォンドに飛び移ります。(5/5)この手順はやはり良いです。観客にロープとウォンドの両端を握ってもらっているので、不可能性が高まっているような気がします。自分でも早く手順を覚えて、どこかで披露したいぐらいです。

JAY SANKEY - Stirring Silver, Nest Egg(from The Very Best of Jay Sanky Vol.1)…スプーンと指輪を使用します。指輪がスプーンの食べる部分から指輪が柄に通ってしまいます。柄に通った指輪が今度は逆に食べる部分から外れてしまいます。(3/5、Stirring Silver)そのまま借りた指輪を左手に握り、カードケースの上で軽く振ります。すると指輪が手の中から消えてしまいます。カードケースを取り上げて振ると、音がします。そしてさらに…。(3/5、Nest Egg)スプーンを使用するのは、結構即席な感じがしていいかも。手順は結構あっさりしています。Nest Eggは少しだけ準備が必要です。また両方とも技術的な難易度は高くないのですぐに覚えることができます。

MARK LEVERIDGE - The Ring and String Routine(from The Master Routine Series)…靴紐と指輪を使用します。指輪を靴紐に通し、手の中に握りますが、いつの間にか指輪が靴紐から抜け出ています。今度は靴紐と指輪を別々に手の中に入れますが、手の中で指輪が靴紐に通っています。さらに観客に指輪の通った靴紐を握ってもらいますが、観客の手の中で指輪が靴紐を通り抜けます。(5/5)靴紐を使うことにより、普通のロープだとやりにくい演技が可能になっています。短くて細目の紐の場合、この手順は良いです。解説もかなり丁寧なので、これは早目に覚えてみたい手順です。

AL SCHNEIDER - Off(from The AL SCHNEIDER Technique Vol.2)…ロープと指輪を使用します。指輪をロープの真ん中に通し、上から手で握ります。ロープを軽く動かすと、手の中から指輪がロープを抜けて落ちてきます。これを3回繰り返します。(4/5)現象的には3回ともほとんど同じなのですが、全部違う技法で行っています。結構マニアックな感じも。

AL SCHNEIDER - Ring-n-Pencil(from The AL SCHNEIDER Technique Vol.3)…鉛筆と指輪を使用します。鉛筆に指輪を通して、マジシャンが上から指輪ごと鉛筆を握ります。観客に鉛筆の両端を握ってもらいます。3つ数えると鉛筆から指輪が消えて…。(5/5)この手順は良いなぁ。あっさりしているし、オチも好み。ただ指輪の形を少し選ばないと難しいかも。

AL SCHNEIDER - Ring Gag(from The AL SCHNEIDER Technique Vol.3)…指輪のみを使用します。記憶力のテストと言って、観客に3秒間で指輪の詳細部分まで覚えてもらいます。指輪を左手に渡し、指輪を握ります。握った後に、観客にどんな指輪かを聞きますが、意外なところから指輪が出てきます。左手の中には指輪はありません。(4/5)マジックと言うよりも、ジョークみたいな感じです。簡単なので、すぐにできると思います。

AL SCHNEIDER - Coin Through Ring (from The AL SCHNEIDER Technique Vol.3)…ハンカチとコインと指輪を使用します。コインにハンカチを被せ、観客にハンカチの上からコインを持ってもらいます。別の観客に、ハンカチに指輪を通してもらいます。コインの方が大きいので指輪は抜けません。マジシャンがハンカチの下に手を入れ、指輪にコインを通してしまいます。(2/5)現象はかなり面白いと思うのですが、コインの用意ができないかなぁ。ハンカチの下で全て終了するので、演者は心理的に楽だと思います。

DAVID ROTH - Coin Through Ring #1(from The Ultimate Coin Magic Collection)…ハンカチとコインと指輪を使用します。コインにハンカチを被せ、ハンカチをぐるぐると捻って細くしてから、観客にハンカチの上からコインを持ってもらいます。指輪を逆の方からハンカチに通しますが、コインの方が大きいので指輪は抜けません。がマジシャンが指輪の上からハンカチを握ると、コインがハンカチを通り抜けて、指輪が抜けるようになります。(4/5)コインとハンカチの貫通現象を指輪を使用して、不思議な現象になっています。

DAVID ROTH - Coin Through Ring #2(from The Ultimate Coin Magic Collection)…ハンカチとコインと指輪を使用します。コインにハンカチを被せ、ハンカチをぐるぐると捻って細くしてから、観客にハンカチの上からコインを持ってもらいます。指輪を逆の方からハンカチに通しますが、コインの方が大きいので指輪は抜けません。指輪がハンカチの下になるように、ハンカチを広げます。2人の観客に手伝ってもらい、ハンカチの四隅をつかみ、持ち上げてもらいます。マジシャンはハンカチの下に手を入れて、おまじないをかけると、指輪がコインを通り抜けます。(4/5)基本的には#1と同じ現象ですが、見せ方が違うので、かなり印象が違います。こちらはコインが縮んで指輪が通り抜ける演出になっています。この後にもう一つ違った見せ方を解説しています。

FLIP - Wand-A-Ring(from The Very Best of Flip Vol.2)…ウォンドと指輪を使用します。指輪がウォンドに通ったり、ウォンドから外れたりを繰り返しています。さらに消失や出現の現象などもあります。(3/5)一人で演技をしているので、実際のマジックはどうなんだろう?普通に観客を入れて、どれくらいうけるのかが知りたいところ。個人的に師の「ソピンパポス!」というおまじないが面白かった。

MICHAEL AMMAR - The Ring, The String and The Safety Pin(from Exciting World of Magic)…ハンカチと靴紐と安全ピンと指輪を使用します。観客2人に靴紐の両端を持ってもらいます。マジシャンはさらに靴紐の真ん中辺りに輪っかを作り、安全ピンでとめてしまいます。ハンカチを被せ、ハンカチの下でもぞもぞと動くと、安全ピンと靴紐を通り抜けて、輪っかに指輪が通っています。(5/5)初めて観た時は、非常にパズルっぽい印象を受けました。安全ピンの存在が不可能性を高めています。簡単なので是非覚えたいです。

ALEXANDER DE COVA - Ring-O-Matic(from Treasures Vol.1)…コップと帽子とロープと指輪を使用します。コップの中に指輪を入れて、コップを帽子の中に入れます。ロープの両端を持って、コップの中にロープを入れると、指輪がロープの真ん中に釣り上げられるように通っています。続いて指輪を帽子の中のコップに落とします。今度は片手で指輪を釣り上げます。(1/5)現象だけ聞くと、面白そうなのですが、色々と準備が大変だし、見た目の印象もかなり怪しい感じがします。

DAN FLESHMAN - Ring and String, Ring Flight(from The Restaurant Magic of Dan Fleshman Vol.1)…靴紐と指輪を使用します。観客に借りた指輪をライターであぶると、まるで別の指輪に変化します。その指輪を使って、靴紐に指輪を通しますが、一瞬で靴紐が指輪を貫通します。指輪をまた靴紐に通します。指輪を手で握ると指輪が靴紐を通り抜けます。が手の中に指輪はありません。靴紐を見ると指輪が真ん中に通っています。観客に借りた指輪はズボンのポケットの中のキーケースの中から出てきます。(3/5)最後のリングフライトは個人的にいらないかなぁ。まぁ手順の中で指輪を変化させてしまっているので、しようがないか。決して現象を追えないわけではないけど、個人的に演技のスピードが速かったのが気になりました。

GREGORY WILSON - Garrett Thomas' Ring Thing(from In Action Vol.3)…指輪のみを使用します。指にはめた指輪を抜き取りますが、一瞬で元の指に戻ります。さらに指輪を中指にはめますが、一瞬で人差し指にはまります。左手で指輪を抜き取り、空中に投げると一瞬で右手の小指にはまってしまいます。(4/5)かなりビジュアルな現象で、畳み掛けるようなスピード感があります。上手く演じるとすごい不思議。解説もかなり細かいところまで説明してくれています。

JON TREMAINE - Ring on Rope(from Commercial Close-Up Act Vol.2)…ロープと指輪を使います。ロープを結んでからロープを振ると、突然ロープに指輪が現れます。ロープをほどき、指輪を通しますが、指輪がロープからいつの間にか外れています。ロープに指輪を通し、手で指輪を握りますが、手を開くと指輪が消えてしまいます。見えなくなった指輪を空中で掴み、ロープを近づけると、真ん中から指輪が現れます。(2/5)映像がかなり古いです。また現象もこれまで観てきた中では普通かなぁと。

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