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2009.09.21

夏への扉[新訳版]

今までに読んだ本で面白かった本を一冊挙げろと言われれば、間違いなく「夏への扉」を挙げることでしょう。HIGEです。とにかく面白い。まだ読んでいない人が居たら、それはとてもうらやましく思えてしまうのです。今でもたまに読みたくなって、思い出したように読み返すこともあったりして。

そんな訳で、最近購入して、読み終えた「夏への扉[新訳版]」です。店頭で見た時は、装丁が変ったんだなぁとくらいにしか認識していなくて、興味も無かったのですが、実は訳者が福島正実氏から、「アルジャーノンに花束を」の小尾芙佐氏に変っていたのを知ってから、ようやく購入しました。「アルジャーノンに花束を」も名作です。新版も内容は変らないとは思いましたが、訳者が変ってどのようになっているのかが気になっていたのと、そろそろ「夏への扉」が読みたいなと思っていた時期が一致しました。

ぼくが飼っている猫のピートは、冬になると“夏への扉”を探しはじめる。家にたくさんあるドアのどれかが夏に通じていると信じているからだ。そしてぼくもまた、ピートと同じように“夏への扉”を探していた。最愛の恋人と親友に裏切られ、仕事を失い、生命から二番目に大切な発明さえも奪われてしまったぼくの心が、真冬の空のように凍てついてしまったからだ。失意の日々を送っているぼくにも、ピートが信じる“夏への扉”は見つかるのだろうか。(「BOOK」データベースより引用)

と引用文はなっているのですが、これのどこが面白いんだろうと言うような感じの文章ですね…。猫も出てきますが、実際はSF小説であって、かといってそんなにハードなSFでもないから、SFが苦手な人でも読めてしまう内容なんですけどね。猫が好きなら、一層面白くなるのは確かですが…。元の設定が1970年で、小説の舞台が2001年ですから、今では既に読む時点で過去になっていますが、小説の内容のほとんどが実現していないところがちょっと哀しいですね。本の中の2001年は風邪もない世界なのですが。

新訳版を読み始めた頃は、妙に読みにくい感じがしました…。何か無理矢理、旧版と差別化しようとしているかの如く、微妙に違和感があったのですが、徐々に慣れてきて、新訳版もありかなと思いました。内容は同じなので、どちらも面白いのです。でも個人的には旧版の堅い感じの文体の方が好きかもしれない。どのように違うのかを感じるために、旧版を読んでみようかなとも思ったりしていますが、さすがに連続しては読めないので、どうしようかなと思っているのですが、手元には旧版があったりして…。

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コメント

どうも初コメさせていただいてます。switch
発表会に参加した者です。コメント欄でこうゆう事聞くのもななんですがswitchのDVDの受渡しの件どうなっちゃんてるんでしょうか?よろしければ、教えていただければ幸いです。お願いします。

投稿: | 2009.09.21 01:19

私はDVDの受け渡し方法については判りませんので、主催者に直接聞いてみたらどうですか。

投稿: HIGE | 2009.09.22 01:03

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