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2009.04.20

シャングリ・ラ

日曜日は何だかずっと物を作っていたら終わってしまったHIGEです。マジックに関係ない大物を作ったり、マジックに関係のある、非常に神経を使うような物を作ったりしていました。目が疲れてきたかもしれない。まぁとりあえずは、間に合わないのが確定したようです。どこかを端折るしかないなこれは…。

そんな訳で、最近読んで、面白かった小説があります。池上永一著の「シャングリ・ラ」です。2,3日前の書き出しは、「シャングリ・ラ」にハマッっていたので、ついつい出来心で、訳の判らない書き出しにしてしまいました。全く予備知識もなく、何となく読み始めてしまったのですが、面白かった。徐々に、加速するように面白くなったので、後半は一気に読んでしまいました。久しぶりに読み終わってしまうのがもったいないなぁと思いました。

地球温暖化の影響で東京は熱帯の都市へと変貌した。都心の気温を5℃下げるために東京は世界最大の森林都市へと生まれ変わる。しかし地上は難民で溢れ、積層都市アトラスへと居住できる者はごく僅かだった。地上の反政府ゲリラは森林化を阻止するために立ち上がった。(「BOOK」データベースより引用)

こんな感じの内容ですが、近未来に構築された壮大な世界観、一癖も二癖もある魅力的な登場人物、起こり得ないとは断言出来ないようなリアルな世界情勢、徐々に解き明かされていく真実等々が実に生き生きと描写されています。中にはかなりオカルト的な要素も満載です。この辺はちょっと微妙に受入れられないような部分ですが、全体としては調和しているかなと。

序盤は若干説明的で、展開が遅いかもしれない。ここでスルッと世界を理解出来ると、一気に楽しくなるかと思います。そして、後半はどんどん謎解きが進んでいくし、あのキャラがこんなところで!?と言う展開もあったりして、飽きなかった。放置されている伏線やら、主要人物なのかなぁと思っていたキャラが全く出てこなかったりするところもありましたけど。

個人的に、登場人物の中ではモモコさんと、美邦が良いなと。永遠の28歳で、最強ニューハーフのモモコさんの台詞が、軽妙でかなり良い。しかしながら、「ニューハーフの銀」って何だろ…?更に、我が儘な娘だと思っていた美邦が徐々に成長して、物語の最後の方の美邦の台詞では、泣かされてしまいました。まさかこれを読んでいて泣くとは思っていなかったので、家で読んでいて良かったなと。

読んでいる途中で知ったのですが、2009年4月からアニメが始まっているらしい。原作が相当面白かったので、久しぶりに見てみようかなと思っています。

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