« ファイナルスウィッチ そして… | トップページ | 衣装について »

2007.07.03

The road to Final Switch

去年も書いてみたことだし、今年も書いてみるか。恒例のファイナルスウィッチへの道。本当は深夜にアップする予定だったのですが、猛烈に頭が痛くなり、途中でダウンしてしまいました。ファイナルスウィッチ当日まで、気が張っていたので、一気に疲れでも出たのでしょう。もうたいしたことはありません。猛烈に眠いくらいなので、大丈夫でしょう。

今回私が発表会にエントリーしたのは、ステージ・サロン部門。せっかく立派なステージがあるのに使わないわけにはいかないでしょう。プロジェクターも使ってみたいとは思いますが、立派なステージもあるし、ここは普段出来ないステージ・サロン部門を選択。とは言っても、きちんとしたステージマジックは出来ないので、あんまり変わり映えはしなかったかもしれません。

それにしても今回は結構演目について、締め切りギリギリまで悩みました。やってみたいだけの演目なら、それこそ候補は4つほどあったので、悩ましかった。ほとんどがスライハンド系のマジックなので、自然と候補も絞られるのですが。で、この中から、後1ヶ月で出来そうなものをチョイス。そして、普段のマジックスウィッチなら出来ないであろう演目にしようとの目論みもありました。まだまだ構想中のネタは、いつかどこかで披露出来たら良いかなくらいに、のんびりと構えています。基本的にどれも難しいので、かなりの練習と気合いが必要です。

そして、当日思い付いたのがBGMを使うこと。ちょうど加納真実様が準備の時に使用しているジャクリーヌ・タイエブのロリータ・チック’68があったので、ステージの準備をしている時にBGMを流してもらうことにしました。これは本当に一部の人にしか伝わらないことだったのですが、それでも良いのです。とりあえず、舞台にはちょっとばかりクールな感じで帽子とサングラスをかけて登場しました。いつもと違うんじゃないのか?と言う思いを押しつけておいて、登場する時にダーンとひっくり返します。BGMを流したまま、スペードのキングの衣装にチェンジです。まぁ、これくらい落差があると、単なる出オチにはならない…ことはないか。まぁこの辺は基本的にどうでも良い部分なのですが、個人的には、かなり力が入るところです。あの衣装はみつけた瞬間に、あまりの間抜けさに惚れ、いつか使おうと思っていました。どこでどうやって使うかを考えながら、当日まで温めていました。ファイナルスウィッチしかないじゃないか!と決めた瞬間には、購入手続きが終わっていました。

演目については、グダグダの丸見えのカメレオンシルクになってしまいました。ただカメレオンシルクとは言っても、普通のカメレオンシルクを演じても面白くないので、随分前に購入したダルメシアンシルクを使用しました。45cm角のシルクなので、思っていた以上に難しかったです。最後の変化まで繋げることが出来ないので、仕方なくチェンジングバッグも購入。最後は随分と楽になったかな。でも一番見せたいのは、シルクが変化する部分では無くて、手が黒くなる部分です。これについては、相当苦労して考えました。どうしたら手を一瞬で黒くして、そして元に戻すことが出来るのかについて、相当悩みました。そして完成したのが、前日の夕方だったので、ギリギリ間に合った感じです。まぁ見ている人にとっては、本当にどうでも良い部分だし、ここはマジック的な不思議さはまるで無いのに、一番拘りがあり、そして一番見せたい部分でした。詳細については、書けませんのでご勘弁を。この部分が完成しなければ、カメレオンシルクはやらなくても良いくらいに思っていました。

さらにAlexander de Cova師のMaster Silksを演じました。これは、DVDで観た時に物凄い不思議で、いつかやってみたいと思っていたマジックです。ただ準備が半端なく面倒なのと、その準備をどこで行ったら良いかが判らずに、どうやって演じようと迷っていた演目です。手順は簡単なのに、それを演じる場が無いのが問題でした。そこで、ファイナルスウィッチで演じようと思った次第。ここまで準備が命のマジックは珍しいかも。準備が出来たら、ほとんど仕事してませんから。その分、そこは動きの部分に力を入れました。本来のDVDの演技は、優雅にやっていますが、そんなの似合わないじゃないですか。だからあのような奇妙な動きになったのです。さらに練習中の台詞でお客さんに手伝ってもらうところがあったので、便宜的に「○○さん」と呼んで練習していたのですが、どうにもピンとこなかったので、適当に「山本さん(仮)」と呼んで練習していました。それならこのまま「山本さん(仮)」で本番を通すのも面白いかもと思って、調子に乗ってやってしまいました。その後、彼はずーっと「山本さん(仮)」と呼ばれていたので、可哀想なことをしたなぁとちょっと反省しております。

そうそう、更に当日決まったことがありました。ジャンボカードの箱からシルクが出てくるという演出がかぶってしまったので、どうしようか?と他の方と考えていたところ、じゃあ3連続でやれば面白いんじゃねーの?と思って、急遽他の方にも無理矢理同じことをやってもらいました。こういう馬鹿馬鹿しさは大好きです。しかしながら、かぶせ過ぎだったのかもしれません。

まぁ全体的にマジックっぽさは少なかったのかなぁと思います。しかしながら、色々な人に楽しんでくれたようなので、良し。基本的に楽しいとか、面白いという感想を持っていただければ嬉しいかな。マジックはちょっとしたスパイス的な使用方法でした。後1ヶ月あったら、もっともっと面白く出来たかと言えば、それも怪しいです。とまぁ以上のようなことを考えながら、今回の手順を作りました。基本的には、練習して、くだらないことを思い付いて、取り入れて、また練習を繰り返してます。しかしながら、このくだらないことをどれだけ思い付くかが大事なのです。今回披露した以上に、ボツになったネタもいつかどこかで陽の目があたるようにしたいなぁ。

|

« ファイナルスウィッチ そして… | トップページ | 衣装について »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: The road to Final Switch:

« ファイナルスウィッチ そして… | トップページ | 衣装について »