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2007.06.23

驚きの最大値

自分が驚いたマジックには、他の人も驚く(可能性が高い)。驚かせることを目的とはしていませんが、マジックを演じる上での要素の一つとして、取り入れたいところ。

これは凄いと思って、自分で練習をしていると、全く不思議なことが判らなくなり、何が面白くて、何が不思議なんだろうという状態に陥ります。これもよくある話。しかしながら、自分が驚いた気持ちを忘れずにいると、そのマジックはきっと楽しいものになるでしょう。いや、本当にこの事は良く忘れてしまうことです。この気持ちを忘れないで、マジックを練習していきたい。まぁ演技の完成度やクオリティ等も問題もありますが、同時に高める努力も怠らない。

実際に驚きの最大値は、そのマジックを初めて見た瞬間です。これを二度目に超えることは究極に難しい。忘れてしまうことが出来れば、それも可能ですが、普通の人ならすっかりと忘れることは難しい。たとえすっかり忘れていたとしても、見ていると何となく思い出したりしてしまいます。たまーに本当にすっかりと忘れてしまっていて、また驚くとしても、初見を超えてはいないと思います。

よく考えてみると、初めて見るマジックは、やっぱりシンプルなクライマックスで驚くことが出来ます。どうなるのかが判らないから当然です。しかし、練習を始めたとしても、自分は最後が判っているので、これだけじゃ面白くないよなぁと、余計なことを考え始めてしまうのです。ただ単にそのマジックを見慣れくるとこういう思考に陥りがち。楽しいけど、物足りないな、とそんな感覚に陥ってしまいます。

これは単に、自分がそのマジックを知っているという予備知識があったり、慣れがそうさせています。この考えをどんどん加速させると、あら不思議。マニアックなマジックの出来上がりです。実際私もマニアックなマジックを見るのは好きです。非手品人に較べると驚きの量が、知識と反比例して減っていくから、驚かして欲しい気持ちも強くなります。

でも多くのマジックはそんなことを考える必要は無いのではないかと、最近そんな風に考えるようにまりました。それが記事の頭に書いた自分への言葉。全員に当てはまる真理では無いと思いますが、結構的を射ている言葉ではないかなと。

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