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2006.03.03

FINGER RING MAGIC

L&Lから発売されているビデオ・DVDから、あるテーマに絞って様々なソースから集められたWORLD'S GREATEST MAGICシリーズが発売されました。今後もどんどんシリーズ化されていくみたいなので、興味のある巻だけ買ってみると、かなり楽しめると思います。とりあえず全部集めてみると、マジックがテーマに沿って大全化されて、気になったマジックなどが探しやすくなるかもしれません。たとえ今は興味なくても、今後のために全部を購入してみようかなぁと考えていますが、かなりの数が出るようです。地道に集めていこうかなと。シガースルーだけはいらないかなぁ。でも揃ってないと気持ち悪いよなぁ…。

今回はFINGER RING MAGICを購入してみました。どれも借りた指輪でできるマジックです。扱う素材が同じなので現象的に似通ったものが多くなってしまうのが少し残念なところ。基本的に指輪なので、何かに通したり外したりくらいしかないのかなぁと。内容としては、演技の後に解説があります。また今回の記事中では、演技と解説で一区切りとしました。かなりの数の指輪のマジックが収録されています。あまり指輪を使ったマジック自体を知らなかったので、相当楽しめました。また、この中に収録されている演技を観て、興味を持ったマジシャンがまた増えてしまいました。企業の狙い通りになっている自分がいます。

下記に現象をつらつらと書きますが、括弧の中の数字は個人的にやってみたい度。5点満点です。惚れに惚れた手順にはたまに6点が付いたりもします。決して難易度ではありません。また点数が低いからと言って、マジックが優れていないとかではなく、個人的にはあまり好みではないだけです。判りにくい現象の場合や、準備がめんどくさい場合などは低くなる傾向になります。また、現象については若干端折ってる部分があります。どこまで現象を書くか、毎度悩みます。そして、点数の後に簡単な感想を書いています。

DARYL - Ring, Rope, Wand(from FOOLER DOOLER'S Vol.2)…ロープとウォンドと指輪を使用します。指輪をロープに通し、左手の中に握ります。ウォンドを右手で持ち、二人の観客にロープの端を握ってもらいます。さらにウォンドの両端も握ってもらいます。マジシャンがロープとウォンドを揉むと、指輪はウォンドに飛び移ります。(5/5)この手順はやはり良いです。観客にロープとウォンドの両端を握ってもらっているので、不可能性が高まっているような気がします。自分でも早く手順を覚えて、どこかで披露したいぐらいです。

JAY SANKEY - Stirring Silver, Nest Egg(from The Very Best of Jay Sanky Vol.1)…スプーンと指輪を使用します。指輪がスプーンの食べる部分から指輪が柄に通ってしまいます。柄に通った指輪が今度は逆に食べる部分から外れてしまいます。(3/5、Stirring Silver)そのまま借りた指輪を左手に握り、カードケースの上で軽く振ります。すると指輪が手の中から消えてしまいます。カードケースを取り上げて振ると、音がします。そしてさらに…。(3/5、Nest Egg)スプーンを使用するのは、結構即席な感じがしていいかも。手順は結構あっさりしています。Nest Eggは少しだけ準備が必要です。また両方とも技術的な難易度は高くないのですぐに覚えることができます。

MARK LEVERIDGE - The Ring and String Routine(from The Master Routine Series)…靴紐と指輪を使用します。指輪を靴紐に通し、手の中に握りますが、いつの間にか指輪が靴紐から抜け出ています。今度は靴紐と指輪を別々に手の中に入れますが、手の中で指輪が靴紐に通っています。さらに観客に指輪の通った靴紐を握ってもらいますが、観客の手の中で指輪が靴紐を通り抜けます。(5/5)靴紐を使うことにより、普通のロープだとやりにくい演技が可能になっています。短くて細目の紐の場合、この手順は良いです。解説もかなり丁寧なので、これは早目に覚えてみたい手順です。

AL SCHNEIDER - Off(from The AL SCHNEIDER Technique Vol.2)…ロープと指輪を使用します。指輪をロープの真ん中に通し、上から手で握ります。ロープを軽く動かすと、手の中から指輪がロープを抜けて落ちてきます。これを3回繰り返します。(4/5)現象的には3回ともほとんど同じなのですが、全部違う技法で行っています。結構マニアックな感じも。

AL SCHNEIDER - Ring-n-Pencil(from The AL SCHNEIDER Technique Vol.3)…鉛筆と指輪を使用します。鉛筆に指輪を通して、マジシャンが上から指輪ごと鉛筆を握ります。観客に鉛筆の両端を握ってもらいます。3つ数えると鉛筆から指輪が消えて…。(5/5)この手順は良いなぁ。あっさりしているし、オチも好み。ただ指輪の形を少し選ばないと難しいかも。

AL SCHNEIDER - Ring Gag(from The AL SCHNEIDER Technique Vol.3)…指輪のみを使用します。記憶力のテストと言って、観客に3秒間で指輪の詳細部分まで覚えてもらいます。指輪を左手に渡し、指輪を握ります。握った後に、観客にどんな指輪かを聞きますが、意外なところから指輪が出てきます。左手の中には指輪はありません。(4/5)マジックと言うよりも、ジョークみたいな感じです。簡単なので、すぐにできると思います。

AL SCHNEIDER - Coin Through Ring (from The AL SCHNEIDER Technique Vol.3)…ハンカチとコインと指輪を使用します。コインにハンカチを被せ、観客にハンカチの上からコインを持ってもらいます。別の観客に、ハンカチに指輪を通してもらいます。コインの方が大きいので指輪は抜けません。マジシャンがハンカチの下に手を入れ、指輪にコインを通してしまいます。(2/5)現象はかなり面白いと思うのですが、コインの用意ができないかなぁ。ハンカチの下で全て終了するので、演者は心理的に楽だと思います。

DAVID ROTH - Coin Through Ring #1(from The Ultimate Coin Magic Collection)…ハンカチとコインと指輪を使用します。コインにハンカチを被せ、ハンカチをぐるぐると捻って細くしてから、観客にハンカチの上からコインを持ってもらいます。指輪を逆の方からハンカチに通しますが、コインの方が大きいので指輪は抜けません。がマジシャンが指輪の上からハンカチを握ると、コインがハンカチを通り抜けて、指輪が抜けるようになります。(4/5)コインとハンカチの貫通現象を指輪を使用して、不思議な現象になっています。

DAVID ROTH - Coin Through Ring #2(from The Ultimate Coin Magic Collection)…ハンカチとコインと指輪を使用します。コインにハンカチを被せ、ハンカチをぐるぐると捻って細くしてから、観客にハンカチの上からコインを持ってもらいます。指輪を逆の方からハンカチに通しますが、コインの方が大きいので指輪は抜けません。指輪がハンカチの下になるように、ハンカチを広げます。2人の観客に手伝ってもらい、ハンカチの四隅をつかみ、持ち上げてもらいます。マジシャンはハンカチの下に手を入れて、おまじないをかけると、指輪がコインを通り抜けます。(4/5)基本的には#1と同じ現象ですが、見せ方が違うので、かなり印象が違います。こちらはコインが縮んで指輪が通り抜ける演出になっています。この後にもう一つ違った見せ方を解説しています。

FLIP - Wand-A-Ring(from The Very Best of Flip Vol.2)…ウォンドと指輪を使用します。指輪がウォンドに通ったり、ウォンドから外れたりを繰り返しています。さらに消失や出現の現象などもあります。(3/5)一人で演技をしているので、実際のマジックはどうなんだろう?普通に観客を入れて、どれくらいうけるのかが知りたいところ。個人的に師の「ソピンパポス!」というおまじないが面白かった。

MICHAEL AMMAR - The Ring, The String and The Safety Pin(from Exciting World of Magic)…ハンカチと靴紐と安全ピンと指輪を使用します。観客2人に靴紐の両端を持ってもらいます。マジシャンはさらに靴紐の真ん中辺りに輪っかを作り、安全ピンでとめてしまいます。ハンカチを被せ、ハンカチの下でもぞもぞと動くと、安全ピンと靴紐を通り抜けて、輪っかに指輪が通っています。(5/5)初めて観た時は、非常にパズルっぽい印象を受けました。安全ピンの存在が不可能性を高めています。簡単なので是非覚えたいです。

ALEXANDER DE COVA - Ring-O-Matic(from Treasures Vol.1)…コップと帽子とロープと指輪を使用します。コップの中に指輪を入れて、コップを帽子の中に入れます。ロープの両端を持って、コップの中にロープを入れると、指輪がロープの真ん中に釣り上げられるように通っています。続いて指輪を帽子の中のコップに落とします。今度は片手で指輪を釣り上げます。(1/5)現象だけ聞くと、面白そうなのですが、色々と準備が大変だし、見た目の印象もかなり怪しい感じがします。

DAN FLESHMAN - Ring and String, Ring Flight(from The Restaurant Magic of Dan Fleshman Vol.1)…靴紐と指輪を使用します。観客に借りた指輪をライターであぶると、まるで別の指輪に変化します。その指輪を使って、靴紐に指輪を通しますが、一瞬で靴紐が指輪を貫通します。指輪をまた靴紐に通します。指輪を手で握ると指輪が靴紐を通り抜けます。が手の中に指輪はありません。靴紐を見ると指輪が真ん中に通っています。観客に借りた指輪はズボンのポケットの中のキーケースの中から出てきます。(3/5)最後のリングフライトは個人的にいらないかなぁ。まぁ手順の中で指輪を変化させてしまっているので、しようがないか。決して現象を追えないわけではないけど、個人的に演技のスピードが速かったのが気になりました。

GREGORY WILSON - Garrett Thomas' Ring Thing(from In Action Vol.3)…指輪のみを使用します。指にはめた指輪を抜き取りますが、一瞬で元の指に戻ります。さらに指輪を中指にはめますが、一瞬で人差し指にはまります。左手で指輪を抜き取り、空中に投げると一瞬で右手の小指にはまってしまいます。(4/5)かなりビジュアルな現象で、畳み掛けるようなスピード感があります。上手く演じるとすごい不思議。解説もかなり細かいところまで説明してくれています。

JON TREMAINE - Ring on Rope(from Commercial Close-Up Act Vol.2)…ロープと指輪を使います。ロープを結んでからロープを振ると、突然ロープに指輪が現れます。ロープをほどき、指輪を通しますが、指輪がロープからいつの間にか外れています。ロープに指輪を通し、手で指輪を握りますが、手を開くと指輪が消えてしまいます。見えなくなった指輪を空中で掴み、ロープを近づけると、真ん中から指輪が現れます。(2/5)映像がかなり古いです。また現象もこれまで観てきた中では普通かなぁと。

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