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2005.11.27

Impromptu Card Magic Vol.2

昨日に引き続き、Vol.2のレビューです。これは3巻セットなのですが、連続で見るとかなり疲れました。なので、Vol.3のレビューは少し時間が空いてしまいます。ずっとカードマジックばっかりで、しかも1巻あたり15ものカードマジックが解説されています。使う技法などもそれほど多くないので、同じ技法の解説がやたらと多くなっていたりするのは、少し眠くなります。収録されているマジックはどれも簡単で効果的なものばかりです。とりあえずこれだけ覚えておけば、良いと言うくらい盛り沢山な内容となっています。

・Small Talk (Richard Vollmer)…観客にデックから数枚のカードを持ち上げてもらいます。その枚数をこっそり覚えてもらい、残ったデックの枚数目のカードを覚えてもらいます。演者は残ったデックをカードのスペルを言いながら下に回していきます。観客の覚えたカードがデックの下から出てきます。(3/5)英語のスペリングカウントを使用しています。また当たるまでの手続きが長いので、少々中だるみしそうな感じです。

・Come Together (Jay Sankey & David Acer)…観客の一人にマジシャン役になってもらい、演者と観客が一枚ずつカードを覚えます。デックの中にバラバラに入れたカードが観客のおまじないによって、隣り合って出てきます。(3/5)観客に全てをやってもらうので、このようなマジックは一つくらい覚えていてもいいかもしれません。

・The Magic Lesson (Roy Walton)…4枚のエースと数枚のカードを使います。これらを混ぜます。このパケットをダウンアンダーの要領で配っていきます。最終的に残った4枚のカードがエースだけになっています。(4/5)混ぜ合わせた感が出せればとても不思議に見えそうです。現象もすっきりしているので、練習しておきます。

・4-5-6 (Al Thatcher)…観客にデックを持ち上げてもらい、持ち上げたところのカードを覚えてもらいます。デックを戻してもらい、演者はカードを5つの山に配ります。観客にどこにあるかだけを聞いて、その山を一枚ずつ観客に配ってもらいますが、演者は選んだカードを当ててしまいます。(4/5)これはなかなか良いです。ちょっとだけ外れるリスクもあるような気もしないでもないのですが、印象は強い当て方です。

・Sloshed Or Sober (Paul Gordon)…一枚のカードを予言として、テーブルに置いておきます。演者はカードを配り、観客に好きなタイミングで止めてもらいます。止めたカードの数字だけまた配っていくと予言と一致しています。そしてさらに…。(5/5)これはとても面白い。演技を見た後よりも、解説を聞いて、その素晴らしさに驚きました。このやり方は頭良いです。

・Jackula (Michael De Marco)…黒のジャックを2枚使用します。観客に3枚ずつの山を3つ作ってもらい、その中から一枚を覚えてもらいます。ジャックだけを表向きにして、ダウンアンダーの要領で配っていきます。最終的にジャックの間に観客のカードが挟まれています。(5/5)とても良いです。こういうのは大好きです。なんといっても演出もしやすい感じがするし、途中の確認とかも入って良い感じです。

・The Cape Canaveral Trick (Paul Swinford)…演者は予言と称して、紙にカードの名前を書いておきます。カードを表変えしながら配っていきます。配っていく時に10からカウントダウンしていきます。カウントダウンの数値と一致したら、そこでやめます。一致しているカードの山の数値の枚数目が予言と一致しています。(4/5)これはマジックそのものよりも原理に感動しました。なんでこうなるのか、考えても判らないので、そのうち考えることをやめた。

・Silent Fall (Aldo Colombini)…名作「Your Signed Card」の改案。(3/5)これはやはりサインしたカードで行う方が効果は高まりますが、なかなかできません。

・Countdown Location (George McBride)…観客に適当に数枚配ってもらい、その上にデックを置きます。その後別の観客にデックを3つの山に分けてもらい、真ん中の山のカードを一枚覚えてもらいます。その後デックを元に戻して、始めの観客の配った枚数目から、もう一人の観客のカードがでてきます。(1/5)なんだか解説を見てもよく判りませんでした。正直やらないなぁ。

・Divertimento (Aldo Colombini)…観客2人にカードを覚えてもらいます。デックを途中で表裏に分け、そのまま混ぜてしまいます。おまじないをかけると、一枚だけが表返っています。そのカードの上下に観客の覚えたカードがあります。(4/5)なんとなくトライアンフな印象ですが、もうちょっと地味な感じがします。ここで解説してあるコントロールが簡単なのに、効果的で使えます。

・One For All (Aldo Colombini)…演者は予言として、3枚のカードを抜いておきます。観客にデックを4つの山に分けてもらいます。観客に一つの山を選んでもらい、そこのトップカードを演者が受け取ります。3枚のカードと観客が選んだカードのランクが全て一致しています。(5/5)これは非常に簡単で効果的です。最後のディスプレイも印象的です。

・Back Up (Aldo Colombini)…観客2人に2枚のカードを覚えてもらいます。演者はカードを適当に混ぜますが、スプレッドすると観客の選んだカードが表返って、現れます。(4/5)かなり良い感じの現象なのですが、なんとなく上手くやらないと印象がぼけてしまうような感じです。きちんと裏にして入れた部分を見せないと、不思議さが激減です。

・Elevon (Aldo Colombini)…3枚目の移動がファンタスティックな師のエレベーターカードです。(5/5)「The Essensial Aldo Colombini Vol.2」にも入っていました。相変わらず最後の最後はいらないと思うのですが。

・ESP Numbers (Aldo Colombini)…演者は数枚のカードを抜き出しておきます。1~8までの数字のカードを使います。その中から観客に1枚選んでもらいます。4枚ずつ右と左に分けて、どちらにあるかを尋ねます。その後演者はずばりとそのカードを当ててしまいます。さらに…。(5/5)これはクライマックスがもう一つあるのと、色々ストーリーを考え易そうなので、お気に入り。

・Maestoso (Aldo Colombini)…キング2枚を使用します。観客にカードを一枚選んでもらいます。そのカードをキングの間に挟み、カードケースの中に入れてしまいますが、一瞬で観客のカードがカードケースの中から出てきます。(5/5)非常にあっさりとしたマジックです。ですが、なかなか効果的だと思います。簡単だし。

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